図書館が開いたら読みたい子どもの本・その10
三郷市図書館は現在休館中で、ご不便をおかけしております。
本を借りていただくことはできませんが、 児童書担当の職員が、リレー形式でおすすめの本を紹介します。
「読んでみたい!」と思う本があったらメモをして、開館までの楽しみにしていただければと思います。
では、北部図書館から10冊めの本を紹介します。
今回おすすめする絵本は 『うみべのハリー』(Eグ)
ジーン・ジオンぶん マーガレット・ブロイ・グレアムえ わたなべ しげおやく
1967年 福音館書店 です。
ハリーは、くろいぶちのあるしろいいぬです。
うみべのことならなんでもすきだけど、かんかんでりのおひさまだけはいやでした。
ひかげをさがしてあるいたハリーでしたが、ビーチパラソルのしたも、すなのおしろもまんいんです。
あるきつかれてすわりこんでいると、うしろからおおなみがおしよせて、あたまのうえからざんぶりこ。
かいそうがすっぽりかぶさり、ハリーのすがたはいぬではなく、うみのそこからでてきたおばけみたいになってしまいました。
いつのまにかかぞくとはなれ、まいごになってしまったハリーは、ぶじにおうちのひとにあえるかな?
ハリーのうごきがとてもかわいらしく、とうじょうじんぶつの表情もいきいきとしており、絵を見ているだけでもおもしろい本です。
日本語にほんやくされたのが最近ではないので、ちょっと古くさいことばづかいもありますが、今でもじゅうぶんにたのしめますよ。
同じシリーズの『ハリーのセーター』も、ユーモラスなハリーを味わうことができますので、こちらもあわせて読んでみてくださいね。
図書館では本をきれいにしたり、新しい本をじゅんびしたりして、いつかまた皆さんに、元気に来てもらえる日を待っています。
その時にはこのブログを、本を選ぶさんこうにしてもらえるとうれしいです。
※5月23日より図書館3館で予約資料の貸出のみ開始となります。
詳しくは こちら をご確認ください。
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「図書館が開いたら読みたい子どもの本」
(三郷市立北部図書館)
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