図書館が開いたら読みたい子どもの本・その6
三郷市図書館は現在休館中で、ご不便をおかけしております。
本を借りていただくことはできませんが、 児童書担当の職員が、
リレー形式でおすすめの本を紹介します。
「読んでみたい!」と思う本があったらメモをして、
開館までの楽しみにしていただければと思います。
早稲田図書館から6冊めの本を紹介します。
今回おすすめする本は
『おそなえはチョコレート』(91コモ)
小森香折文 広瀬弦絵 2003年 BL出版 です。
ふみかはゴミ捨て場で、しゃべるヘビのぬいぐるみ「スマスマ」を拾います。
スマスマと本を読むと本の中へ行くことができると知り、もっとほかの場所へ出かけようと図書館に行くと、不思議な絵と本を見つけました。
何だかべとべとするし、スマスマもいやがって読まずに帰りましたが、同じころ、ふみかのまわりで、元気だった子がいきなりおとなしくなり、べつの人のようになる変なことがおこります。
さて、その絵と本と、おとなしくなっちゃった子はどんなかんけいがあるのでしょう。
同じように、不思議な本の話をしらべていた遊(ゆう)という男の子といっしょに、図書館へなぞをときに向かいます。
この本で好きなところは、チョコレートをおそなえにあげるとスマスマがくれる「呪文」です。
魔法のように、ものごとを不思議な力で解決!というものではありませんが、スマスマの呪文はふみかを元気づけ、少し心をつよくしてくれるのです。
図書館では本をきれいにしたり、新しい本を準備したりして、
いつかまた皆さんに、元気に来てもらえる日を待っています。
その時にはこのブログを、本を選ぶ参考にしてもらえるとうれしいです。
(三郷市立早稲田図書館)
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