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三郷市図書館
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図書館が開いたら読みたい子どもの本・その2

三郷市図書館は現在休館中で、ご不便をおかけしております。
本を借りていただくことはできませんが、 児童書担当の職員が、
リレー形式でおすすめの本を紹介します。
「読んでみたい!」と思う本があったらメモをして、
開館までの楽しみにしていただければと思います。 
では、市立図書館から2冊めの本を紹介します。
 
今回おすすめする絵本は 『ないしょのおともだち』(Eマ)
ビバリー・ドノフリオ文 バーバラ・マクリントック絵 福本友美子訳
2009年 ほるぷ出版 です。

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マリーのすむ大きな家のすみっこに、小さな家があって
そこにはネズミの女の子がすんでいました。
 ある日、落としたフォークを拾おうとしたマリーは、かべの穴の向こうに
 スプーンを拾おうとしたネズミがいることに気が付きます。
 その次の日から、まいばんマリーはフォークを、ネズミはスプーンをわざと落として、
 おたがいにそっと手をふる「ないしょのおともだち」になります。
 やがて、マリーとネズミは大きくなり家をはなれることになって、会えなくなりましたが……。

 

私はこのおはなしもとても好きなのですが、絵が大好きです!
マリーとネズミ、それぞれの家のようすが すみずみまで細かくえがかれていて、
見ていてあきません。
特に私が好きなのが、一人でくらすようになったマリーが部屋にネズミの絵をかざり、
ネズミはマリーの絵をかざっているところ。
会えなくても、大切な友だちを思う気持ちが伝わってきます。
この絵本には、つづきのおはなし『ないしょのかくれんぼ』もあります。
こちらもぜひ読んでみてくださいね。 
 
図書館では、図書館では本をきれいにしたり、新しい本をじゅんびしたりして、
いつかまた皆さんに、元気に来てもらえる日を待っています。
その時にはこのブログを、本を選ぶさんこうにしてもらえるとうれしいです。

(三郷市立図書館)

#図書館が開館したら読んでほしい本 #こども #三郷市図書館