図書館が開いたら読みたい子どもの本・その9
三郷市図書館は現在休館中で、ご不便をおかけしております。
本を借りていただくことはできませんが、 児童書担当の職員が、
リレー形式でおすすめの本を紹介します。
「読んでみたい!」と思う本があったらメモをして、
開館までの楽しみにしていただければと思います。
早稲田図書館から9冊めの本を紹介します。
今回おすすめする本は
『たんけんクラブシークレットスリー』(93マ)
ミルドレッド・マイリック∥ぶん アーノルド・ローベル∥え 小宮 由∥やく
2017年 大日本図書 です。
ビリーとマークは、すなはまでふしぎなてがみの入ったビンを見つけました。
けれど、そのてがみはよむことができません。いろいろためしたあと、二人がてがみをかがみにうつしてみると、「このてがみをひろってよむことができたやつと、たんけんクラブをつくりたい」とかかれていました。
どうやらさいきんきたとうだいもりのむすこがかいたようです。
そこで、二人はクラブになまえをつけ、ひみつのあんごうをつくって、その子にてがみをおくることにしました。
本の中で、ビリーたちは暗号文を考え、ひみつの合言葉を使っててがみの送り主に会い、少年三人でたんけんクラブを作ります。
てがみも普通に渡すのではなくて、潮見表を使って海の潮の満ち引きを利用してやりとりします。
読む人もビリーたちの作った暗号表を使って、わくわくしながらてがみを読みすすめていくことになります。
この本を読んだ後、自分もだれかに暗号でてがみを書いてみたくなるかも?
文字が大きくて読みやすく、小学生におすすめの1冊です。
図書館では本をきれいにしたり、新しい本を準備したりして、
いつかまた皆さんに、元気に来てもらえる日を待っています。
その時にはこのブログを、本を選ぶ参考にしてもらえるとうれしいです。
※5月23日より図書館3館で予約資料の貸出のみ開始となります。
詳しくは こちら をご確認ください。
(三郷市立早稲田図書館)
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