市立図書館にシロツメクサあらわる。
更新日: 2016年5月15日
5月、新緑の季節ですね。
市立図書館の敷地にも緑が増えてきました。
市立図書館の芝生の中に、一部シロツメクサが丸く生えている
ところがあるのに気づいたかたはいらっしゃいますか?
そう、よくお花のかんむりを作ったりして遊ぶ、白いお花の
咲く草です。
誰が植えたわけでもないのに、なぜか自然と丸く生えている…。
どうしてでしょう?
そこで、図書館の本でシロツメクサについて調べてみました。
まず、シロツメクサは種子が運ばれやすく、乾燥や
日差しに強い、帰化植物の仲間であることがわかりました。
そのため、いつのまにか市立図書館にも見られるように
なったのですね。
生え方については、根生葉(こんせいよう)という植物の
葉の形態が関係しているようです。根生葉というのは、
放射状に重なり合って地面に密着するように生えている
葉のことで、このように生えることにより、寒さや乾燥から
身を守り、寒い冬を越えられるそうです。いくつもの
シロツメクサがこのような生え方をすることにより、
丸く見えるんですね。自然の力ってすごいですね。
「シロツメクサのかんむりって、どうやって作るんだっけ?」
という新たな「なぜ?」がうまれたかたも、図書館で調べる
ことができますよ。
みなさんの疑問も、ぜひ図書館の本で解決!スッキリして
みてくださいね。